残業がない薬局への転職は可能か?

残業するビジネスマンの画像

薬剤師転職で人気の希望条件である「残業なし」。

 

家庭の都合などで残業できない事情がある薬剤師は多く、転職において残業なしが条件の薬局はいつも人気の的です。

 

しかし現状は薬剤師が不足している薬局が多く、非常に忙しい調剤を行っており、残業がない仕事はなかなか見つかりません。

 

そこで残業なしとはどういう薬局なのか、薬剤師は残業なし薬局転職できるのか、について書いていきたいと思います。

 

 

残業なしの薬局とは

以前筆者が勤めていた会社にも、常態的に残業がある薬局、繁忙期になると残業がある薬局、常に残業のない薬局、と残業の有る無しに大きな違いがありました。

 

残業が年間を通して全く発生しないのはおよそ10%未満です。

処方箋枚数が少ない店舗は別として、年間を通して残業が発生しない薬局にはいくつかの共通点がありますので、まずはそれを紹介したいと思います。

 

1.門前又はクリニックモール型の薬局

2.面の処方箋応需が少ない

3.医療機関の診察時間が薬局の閉局時間よりも2時間以上早い

4.医療機関の受付時間の延長がない

 

といったところです。

現在のかかりつけ薬局の制度に照らし合わせてみると、こんな薬局は絶滅するのではないかと思うほどですが、営業の実態に合わせてみると残業が発生しないためには必要な条件です。

 

「薬剤師が十分にいればシフトで何とかなるんじゃない?」と思われるかもしれませんが、そこまで十分な薬剤師はマーケットに存在しませんので、現状では難しいと思います。

 

では、具体的にどのような薬局が条件に当てはまりやすいのかというと、

 

「総合病院の門前薬局」

 

です。すべての薬局が当てはまるわけではありませんが、残業が発生しない薬局である可能性は非常に高くなります。

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残業なしの薬局に転職するためには

上記の通り、残業なしの転職は非常に難度の高い転職となっています。

ここで転職にあたっての条件面などの特徴を書いておきます。

 

・年収は期待出来ない

・残業なしの希望は店舗が限定される

・そのため残業なしの条件では契約社員での採用となる場合が多い

・雇用契約書に「残業なし」の言葉がない限り確約されない

・「店舗を異動したら残業が発生した」という事例が多い

 

このように、条件面が会社側の雇用契約と一致しないと「転職に失敗した」となりかねませんので、注意が必要です。

 

そこで、残業なしの薬局を探すにあたって、転職活動時に確認すべき事項を記載します。

  • 正社員の雇用で残業なしの就労ができるのか(少ない求人だと思いますが)
  • 店舗の異動をしても残業なしでいいのか
  • 「残業なし」が雇用契約書に明記されているか
  • 応需している医療機関の診療時間(できれば)

以上のようなことを確認すると間違いないでしょう。

 

「薬剤師は何人で何枚の処方箋ですか?」

とか

「残業はどれくらいありますか?」

などの質問を筆者が採用を担当していたときに良く受けましたが、これらは「薬剤師の人数で状況が変わってしまう不確定要素」です。

 

それよりも雇用や環境として「残業なし」の確認をした方が安心です。

もちろん、前述した「残業なしの薬局の共通点」も確認してくださいね。

 

ちなみに、自分でこういった条件の薬局を見つけることは非常に難しいです。全国のコンビニ以上に薬局はありますので。

間違いなく人材紹介会社に登録したほうが転職はスムーズに進みますので、「転職・派遣サイトの利用方法」を参考にしてください。また、人材紹介会社を探す際には「薬剤師転職サイト100選」をご利用下さい。

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