薬剤師が地道に年収アップするには?

男性薬剤師の画像

こちら薬剤師の転職支援サイトですが、今回は”転職しないで年収をアップする方法”について記事を書いていきます 笑。

 

ぶっちゃけですが、筆者は”できれば転職はしない方がいい”という考えを持っていますので、年収に不満を持っている薬剤師さんがこの記事を見て「転職をとどまる」ことができれば嬉しいなと思います。

 

繰り返しになりますが、筆者は人事畑で10年以上のキャリアをもっており、薬剤師採用時の初任給設定なども行っておりましたので、かなりリアルな話が書けると思います!

 

薬剤師が年収をアップさせる2つの方法

薬剤師が今勤めている会社で年収を上げるために考えることは2つだけ。

  1. 定期昇給でコツコツを年収をあげる
  2. 昇級・昇格・昇進で大幅な年収アップ

年収を上げるにはこの二つしか方法はありません。

「そんなこと分かってるよ!」と言われるかもしれませんが、実際にそれをどのように実践すればいいのか分からない方も多いのではないかと思います。

 

人事の仕事をしていると、「〇〇さんは△△さえ出来ていれば、給料上がるのにな。」という思いを何度となくしてきましたので、是非、ここに記載することにチャレンジしてみてください!

ということで、この2点についてより詳細に説明していきたいと思います。

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定期昇給で年収を上げる

現在の定期昇給の相場はドラッグストアで5000~6000円(大手の組合保有企業)、調剤薬局で3000~4000円(とある人材紹介会社の営業さんからの情報)となっています。

 

そうすると、ドラッグストアでは年収換算で6、7万の調剤薬局では4、5万のアップが見込まれるということです。

しかし定期昇給額は全員一致ではないので、どのようにすれば高額な昇給をゲットできるのか?について書いていきます。

※すべての会社に当てはまるとは思いませんが、かなりの高確率と思っています。

 

<給与制度の仕組みから年収を上げる>

給与制度は職能等級制度、年俸制、年齢給など、色々な仕組みがありますが、ベースとなる評価はどれもほとんど一緒です。

その評価に基づいて昇給額に紐づけられるわけなので、「評価対策」を行うことで年収を上げられることに間違いありません。

 

ということで、「人事考課の考え方」から年収アップの方法を目指しましょう!

 

人事考課の3原則

 

1.業績評価

2.能力評価

3.情意効果

 

上のように評価は大きく3つに分けられます。これらの人事考課が考慮されて昇給につながるわけですが、最終的には上司が調整をいれますので、調整されてプラス評価となるような対策が必要です。

では、一つずつ見ていきます。

 

1.業績評価

一般的な会社であれば最も重要視する項目ですが、薬局、ドラッグストアなどの外部環境によって大きく業績が変化してしまうような業界の場合は評価としては”二の次”の場合が多いです。

ただし、サプライズ性の高い目標達成をおこなった場合は大きく加味されます。

特に、”目標の大幅達成”については年収を上げる大きな一因となりますが、「他の店舗との目標達成率の差」ですのでご注意を。

自店→達成率130%であっても、会社平均が125%であったら評価されません。

 

2.能力評価

ここで覚えておくことは、「薬剤師の能力」よりも「社員の能力」が評価されるということ。

薬剤師の能力にも当然”差”があるのはわかりますが、薬剤師は薬剤師。自己研鑽をして常に成長している人なんてどこにでもいます。

そういった能力については数年後、数十年後の突然評価されるものであって、毎年の人事考課で計ることはことはできません。

 

では、何が評価されるのか?といったら、「生産性に結びつく能力」です。

〇正確性

〇スピード

〇言動・ふるまい

〇顧客応対

など、どこの一般企業でも大切にしていることを薬剤師も実行することです。

 

3.情意評価

恐らく、どこの薬局・ドラッグストアでも上司の評価を得るにはこれが一番だと思います。

人事考課で最終調整された時にもプラス調整されるのはここの部分。

 

評価項目の通り、”情意”ですので”気持ち”なんですね。

どんなことが評価されるといえば、

〇従業員コミュニケーションが円滑(笑顔だとイメージが良い)

〇残業をお願いされても嫌な顔せずに受けてくれる

〇他店舗への応援に率先していってくれる

〇人が嫌がる業務を進んで受けてくれる etc

などなど。

これって、誰でも出来るんですけどやらない人が多いから評価されるんですね。

 

一つ勘違いしてもらいたくないのは、「自分の評価を高くするために」という気持ちで取り組んだら見抜かれます。

この情意評価というのは、「周りが円滑に進むように」「会社を良くするために」という気持ちが評価されるのであって、”献身的”行動でなければなりません。

 

これを見ている薬剤師の皆さんにも経験があると思います。

「この人が○○をしてくれて助かったな。」という気持ち。これが情意評価です。

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昇級・昇格・昇進で大幅な年収アップ

会社に勤めて長い年月が経っている方は気づいていると思いますが、上記のような定期昇給では年収アップに限度があります。

それ以上に年収をアップしたいというのであれば、プラスの仕事をするしかありません。

簡単に言えば「責任の大きい仕事をする」ということですね。

 

よく言われるのは「薬局長や管理薬剤師」ですが、こういった管理責任というのは”手当”として支給されるので大きな年収アップにつながります。

 

さらには課長や部長といった役職に就くことで年収1000万円ということもありますので、安易な気持ちで転職をするよりも地道に同じ会社で頑張ってみることもありですよね!

キャリアアップについては、薬剤師のキャリアアップドラッグストアのキャリアアップを参考にしてください。

世間では一般的で薬剤師には一般的でないこと

2つの年収アップについて書きましたが、薬剤師の皆さんはどう感じたでしょうか。

以上のことが正解・不正解というわけではなく、いわゆる「一般的な会社の昇給の仕組み」ということです。

 

特に薬剤師は「専門家(技術者)」ですので自らのスキルを評価してもらうことが自然なのかもしれませんが、皆さんもご存知の通り、「薬剤師スキルの評価」を公平におこなうことは難しい問題です。

 

ここではあくまでも「年収を上げる」ということにフォーカスしましたので、その点はご了承下さい。

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