薬剤師の皆さん、ネガティブになることはない!

「SHACHI」の概要を説明している図
千葉大学医学部付属病院が運用を開始した新システム「SHACHI」

ふと思うことがあります。 

依存医療の現実であったり、薬局では自発的な広告等が禁止されていたり、薬局等に勤める医療従事者としての薬剤師は「受け身」だなぁって。

 

それは仕方ないとしても思考までもがネガティブになっている人が多いなぁってつくづく思います。ネットの書き込みとか見ていてもそんな人多いですよね。

 

でもでもそんなに悲観することはありません!世の中ではいろんなことが起こってますから。

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ネガティブになってしまう現実

人は変化を嫌うので、今年のような「かかりつけ薬剤師」「健康サポート薬局(義務ではない)」などの大きな変化があると、ネット上にはネガティブな記事やつぶやきが散見されるようになります。

 

薬局の現状を考えればそうなるのは至極当然のことですよね。

 

でもそんなことをいっても現状は変わらないわけで、そのような記事やつぶやきがマインドに与える影響とすれば生産性の低下でしかありません。

 

具体的な改善策を提言できるのであれば良いのですが、実態は”愚痴”になっています。

 

そして、そんなネット上の記述を見た人はさらなるモチベーションの低下に陥ってしまうという負のスパイラルがおこっているのではないでしょうか?

 

 

しかし、薬剤師がすべきことは患者に対しての責任を全うすることであって、そのプロセスにはルールがあるわけですから愚痴ってはいられません。

 

医療現場で働いている多くの薬剤師の皆さんがこんな思いで頑張っているのだと思います。本当に頭が下がる思いです。(最敬礼)

世の中は動いている!

薬局業界はルールの変更に大わらわ、門内薬局論争に疲れ果て、調剤報酬減額で経営も厳しい、薬剤師は無茶ぶりをされた「かかりつけ薬局」「健康サポート薬局」に振り回されて・・・。

 

という、どう見ても沈んだ雰囲気の中ではありますが、世の中では色々なことがおこっています。

 

以前、聖路加国際病院付属クリニック 薬局への神対応という記事で「薬局が患者情報や病名等を把握しづらいという現状を考慮し、医療機関側で患者の必要最小限の情報をまとめた”診療情報伝達シート”を作成し、薬局に提供している」という試みについて書きました。

 

かなり反響のあった記事です。

 

今回も明るい記事を書きたいな、ということで「千葉大学医学部付属病院の新システム」を紹介したいと思います。

千葉大学医学部付属病院が新システムの運用を開始!

新システムといっても院内のシステムではありません。

 

千葉大学は、患者中心というコンセプトを持つ(パーソナル・ヘルス・レコード)システムである「SHACHI(Social Health Assist CHIba)」を千葉県医療情報連携システム整備促進事業補助金を利用して運用を開始しました。

 

このシステムは「病院の医師・看護師、調剤薬局の薬剤師、介護施設のケアマネージャーらがまとめた診療結果や紹介状、処方箋、看護結果、処方結果、療養報告などを保存、各々が閲覧することができ、加えて患者がスマートフォン(Android)を通じていつでも閲覧できる。」というものです。※トップ画像参照

 

また患者がスマートフォンから、服薬や食事、運動、血圧などの自分の情報を記録できたり、診療や医薬品などに対する疑問などの書き込みも出来るということです。

 

簡単に言えば、

 

「病院、診療所、薬局、介護施設が患者情報をサーバー上で共有し、それを患者が閲覧できる」というものです。

 

現在は千葉大学の取組ですが、国立研究開発法人日本医療研究開発機構の「パーソナル・ヘルス・レコード(PHR)利活用研究事業(2次公募)」にも採択されていますので、今後は広く普及されるかもしれない、という期待もあります。

 

※現在のルールだとPマークを取得している薬局は外部のサーバーに個人情報を書き込めないので、運用はどうなるんですかね。

国策をワイドに捉えることが必要です。

薬局だけでなくあらゆる医療関連施設で痛みを伴う医療改革になっていますが、2025年までに行うと国が言っている以上、ベクトルは変えられないはずです。方法の是非は要検討ですが。

 

現在の薬局では、”外部環境”が変わらない中での”かかりつけ薬局”運営で非常にストレスがかかっていますが、ずっとこのようなアナログ環境が続くわけでもありません。

 

今はランディング時期ですので大変な状況に変わりありませんが、ネガティブな面だけを見ていても先に明かりが見えてきませんので、医療改革をワイドに捉えて”期待する”ということも必要ではないでしょうか。

 

今後も革新的な取り組みがあったら、薬剤師の皆さんにお伝えしていこうと思っています!

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