2017年花粉の飛散量予測【第1弾】

花粉症でくしゃみをしている女性の画像

とても気になる2017年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量について、ちょっと気が早いですがまとめてみました。

 

生活者の皆さんにとっては、辛い辛い花粉症。

 

薬剤師の皆さんにとっては、辛くて忙しい花粉症。

 

飛散量によって、その年の仕事量が変わってくる大切な指標ですね!

 

今回は最速の情報をまとめると共に、ちょっとした豆知識も含めてお伝えします。

10月5日更新 2017年花粉の飛散量予測【第2弾】はこちら

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2017年の花粉飛散量はどうなるの?

まず最初に2016年の花粉飛散量がどの程度であったのか、確認しましょう。

 

ウェザーニューズ社によりますと、2016年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、全国平均で2015年に比べて55%であったということです。

 

平年対比では全国平均で30%と非常に花粉飛散の少ない年であったことになります。

 

では、来年2017年はどのような予測になっているのでしょうか?

 

同じくウェザーニューズ社が8月3日に発表したスギ・ヒノキの花粉飛散量予測によりますと、

 

 

西日本は2016年の1.5倍〜2倍飛散の可能性

関東も表年で2016年並みかやや多い予想

 

 

となっています。

 

それでも東日本は平年以下の花粉飛散量予測となっていますので、大きな心配はいらなそうですね。

 

しかし!

 

この情報は8月以降の気候を一切踏まえずに予測したものです。

 

8月、9月の気候を加味してみると、ちょっとばかり上方修正されそうな予感ですね。

7月と8月の気候
9月の気候予測

上の図は7月から8月上旬にかけての天候です。平年と比較しています。

 

下の図は気象庁が発表している3か月予報です。画像は日本天気協会のHPより引用されていただきました。

 

それによりますと、今年の8月は日照時間が長く降水量は平年並みか少ない状況でした。

 

しかし、8月下旬に上陸している4つの台風の影響は加味されていません。

 

9月については日照時間の影響が不明ですが、「西日本の太平洋側では晴れる日が多い」となっています。

 

 

以上のことから言えることは、

 

西日本の太平洋側の花粉飛散量が多い

 

ということです。

 

東日本については日照時間は多くなっているものの、台風の影響などでのスギ・ヒノキの雄花の成長への影響が発表されないと何とも言えません。

花粉飛散量の豆知識

1.花粉飛散量が多いと花粉症の症状は比例する?

 

答えはNOです。

 

下の図(ウェザーニューズ社のサイトより引用)を見てください。

花粉症の症状がつらい人の割合

約1万人に対してアンケートをとった、花粉症症状のつらさに対する前年対比です。

 

2016年は2015年に対して花粉飛散量は全国平均で55%です。

 

しかし、症状のつらさは全国すべての地方で2015年を上回っています。

 

これは、2016年は暖冬の影響で1月のうちからごく少量の花粉が飛び始めたのに加えて、 顕著な大量飛散がなかった分、4月以降も継続的に花粉の飛散が続きました。

 

そのため症状にもメリハリがなく、ツライ症状が長い期間続いたと考えられます。

 

花粉が一気に飛散してしまうのか、徐々に飛散していくのかによっても症状の出方は変わってくるということですね。

 

飛散量が多いと花粉症がつらいことには変わりないのですが・・・。

 

 

 

2.花粉飛散量を予測する方法

 

以前は表年・裏年という指標が重要視されていました。

 

表年というのは農作物でも使われている言葉で、豊作(花粉がたくさん実る)を指します。裏年はその逆です。

 

スギ・ヒノキの花粉については1年ごとに表年と裏年が繰り返されるという特徴がありますので、大量飛散の翌年には飛散が非常に少なくなる、というような予測が出来ます。

 

 

しかし、現在では花粉が作られる夏の気候によって春の花粉飛散量が変化するというより実情にあった予測をするようになっています。

 

花粉を飛ばすスギの雄花は、7月頃からつくられ始め、秋にかけて成長する。雄花の成長には、日射量や降水量が影響を及ぼす。

 

夏の時期に晴れの日が多く日射量が十分にあると、雄花は大量につくられ、翌年の春の花粉の飛散数が多くなる。

 

反対に、くもりや雨の日が多く日射量が少ないと、雄花のつくられる量は少なくなり、翌年の春の花粉の花粉数は少なくなる。

 

ということで、非常に正確な花粉飛散量予測が出来るようになっているということです。

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