薬局経営者がマジンドール(サノレックス)の転売で逮捕

医薬品の画像

昨年の六本木クリニック医師に続いて、マジンドール(商品名:サノレックス)の転売で逮捕者が出ました。

 

今回は薬局経営者の薬剤師です。

 

サノレックス約2万錠を転売し、430万円以上の収益を得たとのこと。

 

薬剤師資格を悪用する許すまじ犯罪ですね。

 

腹が立つやら、悲しいやら…。

 

 

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毎日新聞の記事より

向精神薬密売 薬局経営者を容疑で逮捕 麻薬取締部 (毎日新聞2016年8月24日 西部夕刊)より引用

 

向精神薬約2万錠を密売したとして、九州厚生局麻薬取締部は24日、福岡県大野城市で薬局を経営する加藤聡被告(43)=同市水城(みずき)=を麻薬特例法違反(不法輸入)などの容疑で逮捕・送検したと発表した。

 

 麻薬取締部によると、加藤被告は昨年4月〜同10月、向精神薬「マジンドール」(商品名・サノレックス)を薬剤師の資格を悪用して購入し、国内に住む複数の中国人に処方箋なしで少なくとも約2万錠を転売したとされる。430万円以上の収益を得たという。

 

 加藤被告は同市下大利1で「あおぞら薬局」を2店舗経営。麻薬取締部が今年4〜6月に計3回逮捕(その後起訴)し、今月24日、福岡地検に追送検して捜査を終えた。

 

 マジンドールは中枢神経に作用して食欲を抑制するが、覚醒剤に似た依存性があり、重度の肥満患者にしか処方が認められていない。【志村一也】

 

 

昨年10月の事件でも、六本木の医師が中国人に対してサノレックス1万8千錠を転売し、およそ440万円の収益を得たということで、非常に似ている事件のように思います。

 

マジンドールは中国国内で高値で販売されている薬のため、非常に人気があり、今回もまた利益目的で転売する医療従事者が出てしまいました。

度重なるマジンドールの転売で思うこと

「やせ薬」というイメージがついてしまっているサノレックスですが、元々は重症肥満症のための医薬品です。

 

向精神薬という分類ですから、当然依存性もあります。その他の副作用も。

 

そんな中、「サノレックスで痩せました!○○クリニックに行けば処方してくれます!」なんていうアフィリエイトサイトもあるくらい、扱いはサプリメント並みになっている現状。

 

最強のダイエット サプリメント・サノレックスとは - NAVER まとめ

↑↑↑確認してみてください。

 

思っている以上に、多くの問題を抱えているのではないでしょうか?

 

 

 

年間に流通されているマジンドールは、およそ30%の使用について「美容目的」だと言われています。

 

国内の話ですよ!

 

”マジンドール ダイエット” でググってみてください。

 

マジンドールで痩せたい人と

 

マジンドールを処方したい医師のサイトが

 

盛りだくさんです。

 

そりゃ中国人だって使いたくなりますわ。

 

 

厚生労働省は薬局における○向の取り扱いについては厳しく取り締まっていますが、使用者(患者)についてはノータッチですよね。

 

今回のような麻取による摘発で初めて明るみに出る。

 

そして、何も変わらない・・・。

 

 

クリニックが軽い言葉でマジンドールをダイエットに推奨しているし、

 

マジンドールをサプリメントと呼んでも一切のお咎めなし。

 

いつから日本は薬中(薬物中毒)大国になったんですかね。

医薬分業の目的はココにあると思うんですが。

医師が簡単に向精神薬を処方する。

 

だから医薬分業において、薬剤師が適切な医薬品服用管理を行う。

 

これが医薬分業の目的ですよね。

 

 

その薬剤師がマジンドールを大量に転売するなんて、ホント恥ずかしい限りです。

 

一部の薬剤師が行った軽率かつ愚弄な行為によって、医薬分業が滞ることが無いように願っています。

 

どちらかと言えば、

 

マジンドールがこんなにも簡単にダイエット薬として流通しているのですから、今こそ医薬分業の再認識の時ではないでしょうか?

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まうさん コメントありがとうございます。

当記事は9月21日現在までに1479回の閲覧があった記事です。名前で検索されている方が非常に多いですので、お顔の広い方なんだなと感じていました。

お知り合いとのこと、心中お察し致します。

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コメント: 1
  • #1

    まう (水曜日, 21 9月 2016 17:07)

    加藤先生は私の古い知人です。信じられません。