マツキヨが王座から陥落する日

落雷の画像

長年の間、現在もドラッグストアの王座に君臨しているマツモトキヨシの足元が危うくなってきました。

 

2016年(2015年度)のドラッグストア各社の決算が出そろいつつありますが、売上上位陣が非常に熱い戦いを繰り広げていますので紹介させていただきます。

 

来季の売上目標ではマツモトキヨシは3位になる見通しです。

 

これからがドラッグストア業界再編成本番になります。

激動のドラッグストア戦国時代が始まりそうですね。

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ドラッグストア売り上げトップ5

2016年7月11日現在、大手ドラッグストアの決算発表が終了し売上高トップ5については、ほぼ確定しました。

※2015年度決算期売上高

 

1位 マツモトキヨシホールディングス 5360億52百万円

2位 ウェルシアホールディングス 5284億2百万円

3位 ツルハホールディングス 5275億8百万円

4位 サンドラッグ 5037億73百万円

5位 コスモス薬品 4472億73百万円

 

 

大激戦!!!

 

 

概要を説明しますと、

 

2位のウェルシアホールディングスは神奈川県に本社を置くCFS(ハックドラッグ)を吸収し、一気に売上が増加しました。

 

3位のツルハホールディングスは四国NO.1ドラッグストアのレディ薬局を買収しています。

 

M&Aが得意なマツモトキヨシホールディングスのお株を奪うような事業拡大ですね!

 

 

ではでは、各社が発信している来季の予算(売上目標)を見てみましょう。

  

1位 ウエルシアホールディングス 6300億円

2位 ツルハホールディングス 5830億円

3位 マツモトキヨシホールディングス 5550億50百万円

4位 サンドラッグ 5420億円

5位 コスモス薬品 4900億円

 

各社の売り上げ予測からすると、マツモトキヨシホールディングスの売上高は業界3位となります。

 

来年度の決算如何では1995年から1度も他社に渡すことが無かった、

 

ドラッグストア業界の売上トップの座

 

から陥落してしまう可能性が出てきました。

ドラッグストア戦国時代の幕開け

ドラッグストア業界の企業数は、2004年度の671社をピークに2014年度企業数486社と10年で27.6%減少していますが、

 

店舗数は2004年度14,348店舗、2014年度は17,953店舗へと10年で25.1%増加しています。

 

 

10年の間にこれだけの企業がM&A又は倒産しながらも、店舗数が拡大したということは、紛れもなく業界再編が進行していたという証です。

 

 

しかし、近年のドラッグストアの業界再編は以前と違った傾向があります。

 

大手ドラッグストアの陣取合戦が始まりました。

 

 

大手ドラッグストアがエリア最大級の大手ドラッグストアを買収し始めたんです!

 

 

まさしく、戦国時代に突入したということですよね。

M&Aを得意とする企業

上位5社にはそれぞれの特徴があり、新規出店・M&Aにおいても得手不得手があります。

 

 

<M&A型事業拡大>

 

今、株式投資においても最大級でM&Aが評価されているのが

 

ツルハホールディングスです。

 

直近は四国NO.1のレディ薬局を買収しましたが、その前には山陰地方NO.1のウェルネス湖北、中国地方NO.1のハーティウォンツを買収していて、ピンポイントの優良企業買収を得意としています。

 

次に、マツモトキヨシホールディングスです。

 

市場価格よりも高額なM&A費用を準備して、エリアの中堅企業を数多く買収しています。

 

 

<新規出店型事業拡大>

 

新規出店を得意とする企業は、店舗フォーマット・ストアプランを水平展開する組織力のある会社です。

 

展開力を持っている会社は

 

九州の雄「コスモス薬品」です。

 

現在は、関西から東海地方にかけてエリア拡大に努めています。

 

もう一社は、サンドラッグです。

 

M&Aでの拡大も出来ますが新規出店割合が高いという、オールマイティな会社です。

 

 

<その他>

 

ウェルシアホールディングスの事業拡大は少し異質です。

 

皆さんもご承知の通り、イオンの子会社(2016年7月現在:株主比率50.5%)であるドラッグストアなので、拡大戦略においても筆頭株主であるイオンの戦略に基づきます。

 

M&A、新規出店ともに可能です。

今後のドラッグストア業界

現在、ドラッグストアは売上高1兆円/年ないと生き残れないと言われています。

 

これは、第1段階目の生き残りラインであり、今後はさらに巨大チェーン化していくはずです。

 

 

日本国内のコンビニエンス業界、アメリカのドラッグストア業界など、自由競争社会は生き残り競争が必ず発生します。

 

そして、勝ち残った企業こそが、顧客に対し最高のサービスを生み出し、最大の顧客満足を与えることが出来るというわけですね!

 

仕入れのボリュームディスカウント、スケールメリットを生かしたシステム構築など、最終的には顧客サービスにつながるという循環図式です。

 

 

どこが生き残るのかはまだわかりません!

 

まずは、来年度の決算でドラッグストア業界に新しいトップリーダーが誕生するのか否かを見守りましょう。

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