新卒薬剤師の採用がKY過ぎて引いてしまう

軽蔑の眼差しの女性

今日も新卒薬剤師就職関係のお話しです。前回は学校側の薬学生の就活に関する問題点について書きましたが、今回は会社側。

 

薬剤師の皆さんもいろいろと聞いているかとは思いますが、実態は結構ひどいものなので暴露しちゃいます。

 

私も以前はその片棒を担いでいたわけですが…

 

学生から蔑んだ目で見られないようにしないと、人気落ちちゃいますよ!

<スポンサーリンク>

新卒薬剤師の採用の実態

超、超、超売り手市場の新卒薬剤師の採用市場です。

 

採用担当者は会社から強烈なプレッシャーを受けて仕事をしています。

 

しかも実績が残せなかったら即担当交代。過酷な仕事ですよね。

 

2000年代前半から、各社社内で”エース級”と言われるような人材を採用担当者に配置し始めました。まさしく採用業務が会社の未来を決定するといっても過言ではない仕事となったわけです。

 

昔、リクルート社で自社の採用担当者になると「エリートコース」に乗ったと言われていましたから、まさしく”人”が会社を支えているんですねー。

新卒薬剤師の採用業務

近年の新卒採用はスケジュールが変わりながらも業務内容についてはほとんど変わっていません。

簡単に言うとこんな感じです。

 

  1. 求人媒体の作成(マイナビやめでぃしーん等)
  2. 学校訪問(キャリアセンターや研究室)
  3. 学内、合同、自社の会社説明会
  4. 選考アプローチ
  5. 選考
  6. 内定アプローチ
  7. 内定者フォロー
  8. 入社式

 

さらに言えば、実務実習やそれ以前のインターンシップも採用戦略に組み込まれていますので、本当に長い長い道のりです。

薬学生の奪い合い

薬局、病院、ドラッグストアが挙ってパイの少ない薬学生を採用するのですから、無事平穏に行くことなんてほとんどありません。

 

入社式直前になって「やっぱりA社に入社します。」なんて平然と言われてもって感じです。

 

まぁ、学生には選ぶ権利がありますのでそれは致し方ないことなんですけど、その裏側で行われていたA社の活動のことを考えると採用担当者は「やられた!!」ということです。

 

出し抜かれることなんて日常茶飯事。だからその前に出し抜く。

 

こうして、薬学生の過剰な採用競争が繰り広げられています。

採用担当者の腕の見せ所

現在の新卒薬剤師の採用において、各社の違いを見せられるところは

 

  • 選考アプローチ
  • 内定アプローチ
  • 内定者フォロー

 

の3点です。

 

選考を受けてもらうために、内定を承諾してもらうために、無事に入社してもらうために何をするのか。

 

これで、薬剤師の採用人数が大きく変わってきます。

 

※当然、採用媒体の内容や会社説明会のプレゼン内容で母集団は形成されるのですが。母集団からの採用率の話です。

 

現在どのようなことが行われているかというと、

 

  • 先輩薬剤師との懇親会
  • 各種スポーツ大会
  • 本社見学と称した旅行
  • 内定者旅行
  • 国家試験対策講座

 

外見的にはこのような感じで、まぁ文系の別の業界でも同じようなもんですね。

KYな採用担当者が招く”不人気”

「あそこの会社はやばいっすよー。金使いすぎですよー。」

 

「電話きても市外局番見たらわかります。出ません。」

 

「他社の悪口しか言わない。」

 

薬学生の言葉です。一枚上手ですね。

 

 

詳しく聞けば、ホントKYで私が苦笑いするくらいのお粗末さ。

 

とりあえず同じ採用担当者として迷惑をかけてしまったことを謝っておきましたが…

相手のことを理解していない採用担当者

就活してはいけない薬学生がいたで書いた通り、薬学の5年~6年生にかけては学生の皆さんは本当に大変な生活を送っています。

 

「週1で懇親会の誘いが来ます。」

 

「ボーリングの誘いばっかりで、そんなにボーリング好きなんですかね。」

 

「国試対策行ったんですけど、学校でやっているのとまったく同じ。時間の無駄でした。」

 

「電話ばっかりなので、内定辞退することにしました。」

 

「何度、会社のイベントに参加すればいいのか…」

 

数々の薬学生の悩みを採用担当者は理解してない人が多いです。

 

身も心も疲れ切っている学生が多いのですが、それに追い打ちをかけるようにイベントの案内。

 

そういうのが好きな学生にとってはストレス解消になるかもですが、そんな学生ばかりじゃないですよね。

 

 

結局は、それが噂となって会社の人気が落ちていることにも気づかないんですから仕方ない。

それぐらい人気だってことで。

一部の会社のKYな担当者によってもたらされている、薬学生の”卒論、国試対策の邪魔”に関しては皆さんで注意していかないとだめですよね。

 

やっぱり一番は薬学生のことを考えた行動

 

今、国試の傾向も変わって新コアカリキュラムも始動したばかり。

 

「過去問やっときゃ受かるぜー」なんて昔の話です。

 

新卒で国試に落ちたら、国試の傾向がまた変わってしまうので”もう受からない”と言われるくらいプレッシャーを受けているんです。

 

薬学生のみんな!

 

頑張れ!!

 

でも、採用担当者に関しては、薬学生がそれぐらい人気だってことで勘弁してください<(_ _)>

<スポンサーリンク>

<スポンサーリンク>