休みゼロで働き続ける薬剤師がいる

汗を拭くサラリーマンの画像

冗談ではなく、1週間で休みゼロというのは実際にいる薬剤師のお話しです。

 

昔からの薬剤師の採用担当の中では、結構”あるあるの話”なんです。

 

これって法的に問題ありなので、私のいた会社ではこのような薬剤師は採用していませんでしたが、働く側は生活が係っているので必死です。

 

なんでこんなことになってしまうんでしょう?

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生活を捨ててまで働きたい

例の如く私が面接した”30代男性薬剤師”のお話です。

 

病院の正職員として働いている薬剤師が”病院が休みの日にアルバイトをしたい”ということで、面接にきました。

 

あわよくば「社員採用したい!」ということで面接したのですが…

 

彼は「病院を辞めるつもりはありません。」とキッパリと社員雇用を断り、週休0日を選びました。

面接時の私のお話し

誰しも病院の給料が安いことは承知でそれを選んでいることはわかっているのですが、家族があって休みを全て返上してまでも病院にこだわる気持ちが私にはわかりませんでした。

 

※スミマセン。今でもわかりません。

 

そこで、彼の人生を案じて私は面接で「うちに社員で入社すれば、休日がしっかりとれますよ。」と話をしたのです。

 

彼は「休みはいらないので、アルバイトで大丈夫です。」と。

 

「休み取らないと、いつか倒れますよ。」と返すと、

 

「いや、大丈夫です。」

 

「・・・」←私。

 

 

そこから調剤薬局での仕事に関する仕事を一通り説明し彼の反応を確認したんですが、彼には「病院を辞めるつもりは一切ない」ことが分かりました。

 

どこに”大丈夫”の根拠があるのかは分かりませんが、彼の仕事をする軸が「病院にある」と確認した私は「法的リスク(労働基準法第35条:週1回の休みの原則)」を冒してまで採用できない旨を説明し、彼を不採用にしました。

 

まあ、あとは週40時間を超える労働については、「こちら側が残業代を支給する」ことになるので、本人にとっても会社にとってもデメリットだらけなんです…。

 

恐らく、そういう状況であっても採用してしまう薬局があるんでしょうけれども…。

こういう薬剤師が医療を支えるのか?

もし、病院に勤めることで大いに役に立ちたいと思っているのならそれはそれで良いことだと思います。

 

しかし、薬局でアルバイトをする目的は”生活費”です。

 

好きでやる仕事には効率など関係ありません(社長業のように)が、生活のためにアルバイトをしたら”病院の仕事の効率・質の低下を招く”ことは間違いありません。

 

人は休息をとらないといけない生き物ですので。

 

結果的には医療を支えるどころか、その人のポジションが重要であればあるほど「医療に危険を脅かしている」ことに他ならないと思います。

 

患者の健康を支えることが出来るのは、健康を自己管理できる薬剤師です。

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