テロ未然防止のために薬局でできること

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日本薬剤師会が江戸川区の警察署と「薬品などを利用したテロを未然に防止するための協定書」を結びました。

 

テロで使用される爆弾の製造に用いる薬品や劇物を大量に購入しようとする不審者がいた場合に、速やかに警視庁に情報提供をおこなう、といった内容です。

参考:テレ朝news

 

今回の協定書は日本薬剤師会と一部の警察署との協定書の締結となったわけですが、すべての薬局において実践できることと思いますので「爆弾の製造原料」について記載したいと思います。

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爆弾製造における指定11品目

平 成 2 6 年 1 月 1 0 日に警察庁からの通達で「爆発物の原料となり得る化学物質を販売する事業者に係る管理者対策の徹底について」が発信されています。

 

当然のことながら「対象事業者」の中に薬局が入っていますので、これら劇物の取り扱いがある薬局は現にしっかりと管理を行っている事と思いますが、その他薬局に従事する多くの薬剤師の皆さんも知識として知っていただければと思います。

 

では、国内外の爆弾テロ事件、爆発物製造事件等において、爆発物の原料に使用されたことがある11品目をあげましょう。

 

【劇物】

〇硫酸

〇塩酸

〇過酸化水素

〇硝酸

〇塩素酸カリウム

〇塩素酸ナトリウム

 

【劇物以外の化学物質】

〇尿素

〇硝酸アンモニウム

〇アセトン

〇ヘキサミン

〇硝酸カリウム

 

以上の11品目です。

平成32年のオリンピック・パラリンピック東京大会を控え、爆弾テロの未然防止を図るために警察と関係機関が連携して対策を徹底することが必要とされています。

薬局に望まれること

〇盗難防止等のための保管管理の徹底及び盗難事件等発生時における警察への通報

〇販売の記録を記載した書面(法定の譲受書、売上伝票、販売台帳等)又はその電磁的記録の適切な作成及び保管

〇関係法令に基づく譲渡手続等の遵守

〇販売時における本人確認及び使用目的の確認

〇販売に係る不審情報の通報及び通報体制の確立

 

以上の5点が警察から販売事業者への要請事項です。

 

国際情勢の不安定や2020年の東京オリンピックを背景に日本国内のテロ活動を不安視している声が良く聞かれますね。

国民一人一人が日頃からの注意を心がけることによって、凶悪なテロ活動を未然に防止したいものです。

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