薬剤師でも転職回数は採用に影響しますよ

男性薬剤師の画像

薬剤師の採用に長年携わってきたので、薬剤師の採用現場で転職回数がどのように影響してきたのか本音で書かせていただきます。

 

薬剤師なら転職回数が多くても大丈夫」という言葉を信じてはいけません。

 

なぜならそのように言う転職者は、「転職回数が多くても大丈夫な薬局しか受けてない薬剤師」の言葉だからです。

 

もしもこのページをご覧の薬剤師の皆さんが、優良な会社への入社を希望するのであれば、是非このページをご覧ください。

 

多少ネガティブな内容になりますが、選考対策をご紹介することで少しでも薬剤師の皆さんのお役に立てればと思っています。

 

今まで数百名の中途薬剤師を採用してきた経験から、採用担当者は転職回数をどのように判断しているのか、転職回数のマイナス評価を少しでも打ち消せるような選考対策をコラムにまとめます。

- 目次 -

※下記ページ内記事の見出しをクリックすると文の先頭にジャンプします。 

1.薬剤師の転職回数

2.転職回数の評価

 2-1 転職回数が多い方のための選考対策

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薬剤師の転職回数

まず、薬剤師の平均的な転職回数に関する状況です。

 

セキュア・テクノロジー・パートナーズ社の調査では

 

薬剤師の転職回数は2回経験が最多

転職回数2回と3回経験の薬剤師が全体の半分以上

 

ということです。

 

また、薬剤師の転職経験者で

 

転職を4回以上経験している人は10%未満

 

とのこと。ですので転職回数4回経験という数字が一般的にネガティブに受け取られる数字になります。

 

転職理由や年齢などに応じて判断の基準は異なりますが、世の中の90%以上が転職回数3回経験以内ということに変わりは有りませんので、すでに3回の転職経験をしている方は慎重に転職活動をしなければなりません。

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転職回数の評価

会社への直接応募でも人材紹介からの応募でも事前に書類選考があります。

 

私も履歴書やプロフィールシート(職務経歴書)を見て職歴をチェックし、転職回数の多い薬剤師をたくさん見てきました。

 

会社から見て転職回数が多いと”感じる”方については書類選考不合格となるわけですが、実感として”多いと感じる”パターンについてまとめてみます。

 

  • 20代で3回以上の転職、1社の最長勤務年数が2年以下
  • 30代で4回以上の転職、1社の最長勤務年数が5年以下
  • 40代以降で5回以上の転職、1社の最長勤年数が7年以下

このように回数だけではなく、1社での勤続年数も見ています。逆に言えば、転職回数が5~6回あっても、最長勤続年数が10年以上であれば書類選考は通過します。

 

では、採用担当者は転職回数で何を評価しているのでしょうか?

 

それは、「この求職者が入社したら」という目線で求職応募者を見て評価しています。

 

  • 何か問題を起こして辞めたんだったら、うちでも問題を起こしそうだ・・・
  • 忍耐力がないから、うちの会社でもすぐに辞めてしまうのでは・・・
  • 良い人間関係の構築ができないから、うちの会社でも雰囲気をこわすのでは・・・
  • そもそも会社という集団生活の場に適していないのではないか・・・

 

大変失礼な目線であるのは十分承知していますが、このように見てしまうのは過去の採用経験でこのような問題があったからです。

 

薬剤師を戦力として採用するのが担当者の仕事ですが、このような薬剤師を採用すると逆に戦力がダウンしてしまう可能性があります。

 

こうして、薬剤師の転職市場でも以前(およそ10年前くらい)は転職回数を気にせずに採用していた会社は多かったのですが、現在では上記のような目線から転職回数を気にする会社が多くなりました

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転職回数が多い方のための選考対策

現在でも転職回数が多くても気にせずに採用する会社はあります。

 

どのような会社かというと、「薬剤師が足りなさ過ぎて採用せざるを得ない会社」です。

 

採用担当者の中で転職回数の話は”常識”ですから、7~8割方は転職回数での足切りはあるはずです。

 

では、足切りを乗り越えて書類選考を突破、優良企業に入社する方法を記載します。※チャンスを広げるという意味です。

 

相手(採用担当者)も人間ですから強い気持ちで応募すれば大丈夫です。

 

  • 転職理由をすべて職務経歴書に記載する。正直に記載することが大切です。
  • 履歴書に「入社に対して強い意志を持っていること」を記入する
  • 履歴書・職務経歴書を文字で埋める。とにかく、たくさんの文字を書く。
  • 面接では「転職回数が多いこと」を反省し、「貴社で末永く薬剤師としての職務を全うしたい」ことを一生懸命に伝える。

 

これだけか・・・と思った方もいるかもしれません。

 

しかし、採用担当者も相手がどのような人なのかわからずに書類選考で不合格にすることを望んでやっているわけではありません。

 

ですから、1次選考の履歴書と職務経歴書で伝えたいことを伝えるしかありません。採用担当者も一人の人間ですので、心を動かされるような応募書類が来たら書類選考を通すことがありますし、面接官だって同じです。

 

全てがうまくいくとは言い切れませんが、最後まで勤めることができる優良企業に入社したいのであれば、チャレンジをする価値は十分にあると思います。

 

「何回も転職するのが当たり前」と思っている方は恐らく面接で見抜かれてしまいますので、このような考えを持っている会社にはいかないほうがいいと思います。

 

ただ、日本の企業は日本型人事制度で組織運営していますので、「薬剤師の転職は当たり前」と考えている会社は少ないと思います。

 

最後に応募方法です。2つの方法があります。

 

  • 薬局に直接応募する・・・この場合は履歴書発送時に「本日発送しましたので、宜しくお願いします。」と電話を一本入れましょう。そこで、あなたの人柄を知ってもらえればほぼ面接は確定だと思います。
  • 人材紹介会社を経由する・・・担当のコンサルタントに「転職回数が多いのでこの会社は無理です」と言われた会社こそ優良企業だと思って下さい。そして、コンサルタントに「書類選考だけでもお願いします。」とその企業にお願いをしてもらいましょう。何社か当たれば間違いなく受けてもらえる会社はあります。面接まで行ければ人材紹介経由のほうが面接の合格率は高いです。

 

今まで採用の仕事をしていた時、「ここをこうすればいいのになー」と履歴書や職務経歴書を見ながら考えていたことをやっとまとめることが出来ました。

 

これを機に多くの薬剤師さんが快適に仕事に従事できる会社を見つけることができたら、これ以上に嬉しいことは有りません!

 

転職活動頑張って下さい!

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