薬剤師のポジティブな退職理由-円満退社を目指す!

退職理由を会社に伝える女性の画像

「退職の方法と流れ」で記載した”ポジティブ理由”と”ネガティブ理由”。どちらも皆さんの心の中にあることと思いますが、円満退社を願うなら間違いなくポジティブな退職理由を会社に伝えましょう。

 

特に退職者が薬剤師の場合は、会社は退職させまいとして必死に引き止めてきます。百戦錬磨の”引き止め役”がいる会社も多いでしょう。

 

その中で退職を受け入れてもらって、さらには円満退社を目指すためには退職理由”が大きなポイントになるのは言うまでもありません。

 

 ポジティブな転職理由とはどのようなものか、ネガティブな退職理由はなぜダメなのかを理解して、自分に合った退職理由を見つけ出しましょう。

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考えられる退職理由

まずは、2つの退職理由についてどのようなものなのかを説明します。

 

ポジティブ理由:今の会社にないもの、今の会社では実現できないこと。主には、将来のキャリアビジョンを実現させるための理由。

 

ネガティブ理由:今の会社が改善すれば「退職理由がなくなる」もの。過去に起こったことを理由にした退職理由。

 

 「会社に退職を認めてもらう」にはポジティブ理由しかないということをベースに退職理由を考えていきましょう。

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会社を辞められる退職理由-ポジティブ理由

会社を辞められるというのは、「引き止めに合わない」という意味です。

 

実体験でお話をしますと、退職者が前向きに”自分の会社では叶わないような将来を描いていた場合”、「頑張れよ!」と言って送り出すしかないという経験を何度もしてきました。

 

なぜならば、引き止める理由がないからです。

 

前向きな理由で退職を申し出られるのは、退職を受ける会社にとっても気持ちの良いことですし、「人の前向きな人生を邪魔してはいけない」という気持ちも働きます。

 

この意味合いを理解していただいて、次に挙げるポジティブな転職理由の例を確認してみてください。

 

👉ポジティブ理由例

〇薬局調剤だけでなく、病院調剤のスキルも身に着けたい

〇大規模なチェーン薬局でチェーンマネジメントを学びたい

〇OTCの必要性を感じ、ドラッグストアでOTCを学びたい

〇家族が増えたので、大きな組織でキャリアアップを図りたい

〇医薬連携をきっちりと行いたいから、異動のない門前薬局に勤めたい

〇今以上の調剤の基礎をしっかりと身に付けたいから、教育がしっかりとしている会社勤めたい

〇学会活動に興味があり、研究活動を行いながら仕事に従事したい

〇キャリアアップの幅の広い会社で自分の可能性にチャレンジしたい

 

現職では実現不可能なことにチャレンジする場合、会社はあなたの高い志を認めないわけにはいきませんよね。

これはあくまでも一例ですので、あなたの職場環境にあったポジティブ理由を考えてみてください。

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会社を辞められない退職理由-ネガティブ理由

会社からの強い引き止めにあい、結果として会社が辞められなくなる退職理由を紹介します。

 

過去に起こったことを退職理由にすると、「会社の改善努力によってその退職理由がなくなってしまう」可能性があります。一例を挙げてみますので、引き止める側の視点で考えてみてください。

 

👉ネガティブ理由例

○年収が低いので、給料の高い会社に転職したい。

○通勤が遠いので大変だ。

○薬局長とうまくいかないので辞めたい。

○単科の応需しかできないのでスキルアップできない。

○会社の方針についていけない。

 

こういった転職理由は”ゴリ押し”すれば当然退職可能ですが、円満退社からほど遠くなってしまいます。

 

「近い店舗に異動させるから」「総合病院の門前に薬局に異動させよう」「○○薬局長だったら部下思いのいい薬局長だけどどうだ?」「どこの会社に行ったって、調剤薬局の方針はほとんど変わらないぞ」

 

こんな言葉がすぐに浮かんできます。

 

年収については私の経験の中で衝撃的な出来事がありましたので、ひとつ紹介させていただきます。

 

「会社に内緒で転職活動をしていた薬局長の話です。給料が低く、転職で年収を上げたいという転職理由だったのですが、結局、私の会社と条件が折り合って内定となりました。後日会社に退職を申し出たところ、現在の年収に100万円がプラスされることになり、内定辞退となりました。」

 

皆さんはどのように感じたでしょうか?いろいろと問題のあるエピソードですが、結局会社の引き止めにあってしまった結果です。

 

もし、本当に辞めるのであれば違う退職理由を伝えるべきだと思いますし、給料が高くなればそれでいいのであれば事前に会社に相談すべきですよね。

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ネガティブな退職理由が引き起こす更なる損害

ネガティブな退職理由は、口から出やすいものです。

いわゆる”愚痴”ですので。

 

普通の生活の中でも、「今日は疲れたー。」とつい口から出てしまうこともありますよね。

でも「今日の仕事は楽しかったー。」と口ずさむことは、あまりないことかと思います。

 

このように、ついつい言ってしまうことってネガティブ傾向にあります

だからこそ、退職理由を伝える際には「ポジティブ理由を伝えるんだ!」というように強く決めておかなければなりません

 

ではネガティブな退職理由を伝えることで、どのようなことが起こりうるのか考えてみましょう。

 

「伝える相手は会社に満足をしている。」ことを前提に考えてみると、ネガティブな退職理由は「会社批判」に聞こえかねません。

これは、そう思っていなくても批判に聞こえてしまうことがあるということです。相手も人間ですので、あなたに不信感を持ち、円満退職から大きく離れてしまいます

 

「辞めてしまえばあとは関係ないでしょ。」と思っている薬剤師の皆さんも多いかと思いますが、要注意です。

 

薬剤師会の勉強会など薬剤師の交流は非常に広いですので、「円満退社でなかった」事実は、すぐに次の職場に伝わると考えておいた方がいいでしょう。前職での辞め方は、転職先にも影響するということも覚えておいた方が良いと思います。

 

退職先で築き上げた人間関係はどのようになるのでしょう?退職時は「面倒な人間関係を避ける」ために笑顔で送り出してくれると思います。「またね。」と言いながら。しかし、円満でなかった退職者との交流を続けようという人は少ないですよね。

 

このように、退職理由がネガティブなだけで今後の仕事にも大きな影響を及ぼしかねないのです。是非、退職理由はポジティブに、そして、円満退職を目指してください。

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