薬剤師転職サイトのエントリーから入社までの流れをナビゲート

転職・派遣サイトのコンサルタントの画像

薬剤師の転職活動には欠かせない「転職サイト・派遣サイトの利用方法」をまとめます。

 

というのも薬剤師の転職市場では自己応募が非常に少なく、「転職・派遣サイト(人材紹介会社)を通じた転職」が最多だからです。

 

自己応募の就職とは異なる特殊な転職活動であり、当然失敗のリスクもあります。長期にわたる転職活動ですので、人材紹介会社を通じた転職活動のフローをしっかりと理解して転職を成功させましょう!

 

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転職・派遣サイトを利用する前に知っておくべきこと(人材紹介とは)

まず、転職サイト・派遣サイト(人材紹介)を利用して転職を行う際の特徴を確認しましょう。

  • 転職サイトにエントリーをすると、エントリーした薬剤師個人に担当のコンサルタントが付きます電話やメール、時にはお会いしての面談が発生します。
  • コンサルタントが自分に代わって「会社選び(あくまでも最終決定は自分)」「選考スケジュール調整」「選考対策」「待遇交渉」などを行ってくれます。
  • 本来、時間と労力をかけて行わなければならない事項、「会社探し」「条件交渉」をコンサルタントが代行してくれます。
  • このサイトで紹介している転職サイト(人材紹介)はすべて無料で利用できます。運営の仕組みは採用する会社が人材紹介会社に、採用する薬剤師の年収の○○%の紹介料を支払うことでまかなっています。

という内容です。最短で3日で転職できますし、半年以内の転職といった希望にも対応してもらえます。

 

ここで考えていただきたいのは、「転職は全て自分でやるものだ」と思っている方はコンサルタントの方とうまくいきませんので、転職サイトの利用はやめた方がいいでしょう。あくまでも最終決定は自分ですので、プロセスにおいて”人に頼る”ということを上手に利用しましょう。

 

また、上記「運営の仕組み」に嫌悪を持った方も同様です。ただし、この仕組みは薬剤師の採用のみならずすべての業界で行われている”標準”だということは知っておいてください。

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転職・派遣サイトを利用する際の心構え

転職サイト(派遣)会社を通じて就職活動をする際の心構えをお伝えします。

 

転職サイト(人材紹介会社)と紹介される調剤薬局やドラッグストアは「企業間取引」の中において、薬剤師を紹介しています。通常、コンサルタントの大半は「求職者に最善の会社を紹介しよう!」と一生懸命に対応してくれますが、会社によっては「○○社に薬剤師を紹介しなさい!」といった会社命令によって、おすすめする会社が選定されている場合があります。

 

求職する薬剤師は、たくさんの質問をもって「本当に自分にマッチしている会社なのか」を自身で確認しなければなりません。この心構えだけは常に持ち続けてください。

 

当サイトで案内している転職サイトにはこのような会社は有りませんのでご安心下さい。

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転職・派遣サイトを利用する際の注意事項

転職サイト・派遣サイトを通じて就職活動をする際の注意事項をお伝えします。

 

入社が決まるまで応募する会社との窓口はすべて「転職サイト(派遣)会社の担当者」です。担当者のスキルが非常に重要になります。優秀な担当者ならばスムーズに就職活動ができますが、逆に言えば知識や折衝テクニックのないコンサルタントが付くと、ベストの転職にならない可能性があります。

 

また、上記でも述べたように会社利益を優先させてしまう人材紹介会社も世の中には存在します。「言いなり」になってしまうとベストマッチからは程遠い転職先になってしまうこともありますので、注意しください。

 

人材紹介会社の「就職させたい会社」を見極めるのは非常に困難です。コンサルタントの皆さんはそれが分からないように上手に話をします。

 

ですから、まずは転職・派遣サイト(人材紹介会社)選びに注意することがリスク回避には有効です。そのうえで、コンサルタントに会社を紹介された際には「自分の希望とその会社がどの点でマッチしているのか、マッチしていない点はどこか。」を確認することで、自分にとってベストマッチの会社が見つかるはずです。

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転職・派遣サイトを利用する詳しい方法をナビゲート

いよいよ転職・派遣サイトの利用方法をご紹介します。

 

どこのサイトよりも詳細に、核心をついた内容を記載していきます。頭の中で活動をイメージしながらお読みいただくとより分かりやすいと思いますので、実践さながらのつもりでいきましょう! 

 

また、前述しているように人材紹介会社は強い味方となってくれますが、あくまでも最終決定は転職者自身ですので自己責任で取り組みましょう!

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ステップ1 転職・派遣サイトのエントリー

まずは、転職サイト・派遣サイトにエントリーすることからスタートです。

 

パソコンのwordで人並みに文章が打てる方でしたら、どこの転職サイトのエントリーも概ね1分程度で終了します。薬歴がパソコン入力の方であれば何の問題もありません。そして必須事項のみの記入で大丈夫です。任意の記入欄については、後々電話や面談の際に口頭で伝えましょう。

 

大切なのは”どこの転職サイトにエントリーをするのか”です。

転職サイトの選び方・当サイトの運営者が信頼している転職サイトについては「薬剤師転職サイトの選択」をご確認頂いた上でエントリーをしてください。

 

そして、何社のエントリーをすべきなのかについては色々なサイトで色々な意見がありますが、転職活動を実践する上で3~4社がベストです。当然、当サイトの運営者は転職サイトを利用した薬剤師の生の声をいっぱい聞いていますし、転職活動のスケジュールを考えるとそれ以上のエントリーはちょっとしんどいです。恐らくはコンサルタントとの面談や選考スケジュールで生活がいっぱいいっぱいになってしまうはずです。

 

 

なぜ、1社のエントリーではダメなのかという点については、前述している通り、1社のたった1人のコンサルタントに全てを委ねてしまうのはリスキーだからです。複数のコンサルタントの方とのコミュニケーションをもってあなたが信頼できるコンサルタントを探しましょう! 

 

※選考についてはおよそ3~4社が一般的です。理由は1日2社の選考がMAXです。日曜日に選考を受けるとして2週で全ての選考を終わらせないと一番最初に選考を受けた会社の印象が薄らいできますので、的確な判断が出来なくなります。よって、最終的に全てのコンサルタントにお世話になる場合には一人当たり1社の紹介を受けましょう。

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ステップ2 人材紹介会社からの連絡

エントリーを終えると当日中に求職者対応の担当者から多くは当日中にメールまたは電話で連絡が入ります人材紹介会社の皆さんは遅くまで仕事をしている方が多いのですが、その営業時間内であれば当日中に、遅くとも翌営業日には連絡が入るでしょう。

※エントリー直後に電話がかかってくることが多いですので、ビックリしないように・・・

 

最初の連絡では、あなたとコンサルタントとのアポイントメントの調整、簡単なヒアリングが行われます。

返答の準備をしておくべきことは、 

  • 転職の時期(すぐにとか、3か月以内とか、いい転職先があれば等)
  • 転職の動機
  • 希望の条件(業種、就業形態、年収、勤務地など)

程度で十分です。詳細は後日の面談や電話ヒアリングで伝えることになります。※これらの質問なしにアポイントの調整のみの場合もあります。

 

アポイントの調整というのは、面談又は電話のアポイントメントです。もし、コンサルタントが「どちらでも」と言ってきたら、できれば「対面」を選んでください。これからいろいろな質問をしたり、アドバイスを貰ったりという活動をする中で、相手の顔が見えないのは大きな不安につながることがあります。

 

カウンセリング当日までに「履歴書」「職務経歴書」の提出が求められる場合が大半です。これは、事前に準備しておいてもいいですね。

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ステップ3 コンサルタントとの面談

続いてのステップはコンサルタントとの面談です。早ければエントリーの翌日にもセッティングされます。

 

人材紹介会社のスピード感は非常に早いですが、ゆっくりと考えたい旨を伝えればそのように対応をしてくれますので、しっかりと自分の考えを伝えましょう。

 

また、コンサルタントの人柄は総じてテキパキのタイプが多いように思います。そうでない場合は優しいタイプです。恐らくはどちらかのタイプのコンサルタントに当たると思います。

 

それでは面談に関してまとめます。

  • カウンセリングは転職サイト(人材紹介会社)のオフィスで行われるのが通常ですが、在職中であったり子育て中であったりなどを考慮して「自宅の近くの喫茶店で・・・」など、かなり融通をきかせてくれますのでご安心を!
  • カウンセリング時にはあなたに合った会社選びをする上で必要な情報をコンサルタントが上手に聞き出してくれます。質問される内容は、①転職理由②転職の意思③転職時期④転職の条件(年収、休日条件、勤務地など)です。事前に電話でお話した内容に関して深く確認をします。
  • もし気になっている会社があれば、それもお伝えしましょう。大手転職サイトであればほぼパイプがあるはずです当然、あなたが希望すればコンサルタントは選考の段取りを組んでくれます!
  • 面談で大切なことは、「とにかく何でも聞いてみること」です。コンサルタントは薬剤師の仕事に関する情報を日本で一番持っています。どんな些細なことでも構いませんので質問をたくさんすることをおすすめします。
  • コンサルタントが信頼できない場合は、その会社からの紹介を受けるのはやめたほうが良いと思います。後々もめるケースもあるようです。
  • 転職マーケットにおいてあなたの希望がマッチングする可能性がない場合、コンサルタントはしっかりとその理由も含めて説明してくれますのでそれも心強いです。プロのアドバイスをしっかりと聞き入れましょう

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ステップ4 選考受験企業の決定

面談であなたの希望を聞いたコンサルタントは、マッチングする会社をピックアップし、あなたに選考受験企業の提案をします。

 

ここで気をつけることは、「本当に自分にマッチしている会社かどうかをとことんまで質問して確認する」ことです。

 

皆さんも耳にしたことがあるかもしれませんが、「会社に無理やり押し込まれた」という結果にならないようにしましょう。これは最終的に自分で決めることですから、すべて自己責任であることを知っておいてください。

 

それでは選考する会社を決定する際の注意事項をまとめます。

  • ヒアリング内容からコンサルタントは「あなたに合った」会社を数社提案してくれます。その際求人票をもらえますので、それを十分に吟味してください。
  • 忘れてはならないのは、求人票と向き合うだけではダメだということです。必ずホームページをチェックし、店舗を見学しましょう。求人票では確認できないことが山ほどあります。特に店舗の雰囲気は大切ですね。
  • 企業研究のうえで「ここに決めた!」という企業をコンサルタントに伝えます。そのあとは、選考のステップです。(コンサルタントに希望企業を伝える時に、すでに選考企業に話が通っている場合があるので、その際はその場で選考日時の調整を行います。)
  • コンサルタントはあなたの希望する企業と選考日時の確定を行います。当然あなたが企業と連絡をとることは有りません。
  • それぞれの紹介会社から1社の決定をすると、多くても選考企業は4社となりますので無理なスケジュールは組まないほうがよいと思います1日2社の選考が理想的です(大半の企業で店舗見学、店舗案内が選考にセットされています)。

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ステップ5 採用試験

受験する際に提出するものは履歴書と職務経歴書です。事前にコンサルタントに提出しているものを使用して構いませんが、より内容を良くするために再度書き直した方が良いでしょう。

 

人材紹介会社の中にはこれら提出物の指導をしてくれる会社もありますので、コンサルタントに一度確認をするのが良いと思います。

 

選考の詳細については「選考対策をしよう!」をご覧いただければと思いますが、ここでは選考に関するイメージが沸くように、大まかなポイントについて記載をします。

 

  • 選考内容の多くは①面接②筆記です。筆記試験は無い場合もあります。選考基準については各社それぞれですが筆記試験の出来が悪かったといって落とされることはほとんどないでしょう。やっぱり大切なのは面接ですね。それらも含めてここでは<選考の留意点>を記載します。
  • まずは履歴書と職務経歴書。これらは面接資料として面接官が目を通します。何より大切なのは「この会社に入りたい!」という思いが伝わるかどうかです。志望動機で面接官の心を動かすことができますので、そこに力を入れるのが良いでしょう。職務経歴書はわかりやすく記入することが大切です。「応需科目、枚数、薬剤師員数、事務員数、ポジション」が記載してあると面接がスムーズにいきます。
  • 面接はコンサルタント同席の場合とそうでない場合がありますが質問されるのは当然あなたです。面接官は1~2人の場合が多いでしょう。面接スタイルはコミュニケーション型が大半ですので、一問一答の答えを用意する必要はないでしょう。面接官が見ているポイントは「会社適応性」がほとんどです。「自社の風土文化で長く勤められるか」って会社にとって大切なんです。もし、現場を乱すような人を採用してしまったら、既存のスタッフが辞めてしまう恐れがありますから。
  • 面接の内容は「コンサルタント」に確認されたこととほぼ同様のはずです。ここで大切なことは「はっきりと希望を伝える」ことです。うやむやにしてしまうと入社後に問題が発生する可能性が高くなります。ちなみにチェーン店・正社員希望の場合、初期配属店舗は考慮してもらえるが、異動が発生する場合がほとんどです。
  • 給与はあなたのキャリアによって提示が変わります。ほぼ初心者の場合は新入社員の給与とそんなに変わらないです。逆に言えば経験を積んでいる方は年収アップの大チャンスです。しかし提示年収の交渉はコンサルタントの仕事ですので、あなたははっきりと希望を伝える(最低〇〇万円)ことが重要です。
  • 筆記試験は時事問題等を行う企業もありますが多くは「性格テスト」です。注意点は「うそをつかない」ことです。テスト結果に「虚偽記載」が出てしまったら、即不合格のこともあります。

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ステップ6 選考合格と内定承諾

選考の合否もコンサルタントから伝えられます。早ければ当日中、おおよそは1週間以内には連絡が来ます。

 

ただ、「大手企業で2週間ほどかかる会社もある」と聞いたこともあります。コンサルタントはどの会社が選考後どれくらいの期間で合否連絡が来るのかも把握していますので、確認をしましょう。

 

そして、合格企業の中から就職先を選ぶわけですが、大切なことは提示年収に惑わされずに決めるということです。

年収はわかりやすい待遇差ですので、それに目がいってしまいがちですが、年収を加味せずに考えたら・・・という視点でも考えてみてください本当にあなたの求めているのは”お金”だけではないはずです。

 

薬剤師の転職失敗談を良く聞きますが、「年収で会社を決めてしまった」という方が非常に多いですので、多角的な視点で最終決定することをおすすめします。

 

いつまでに入社する会社を決めるのかについて、コンサルタントに必ず聞かれます。明日には・・・などと性急なことは言わずに気持ちはほぼ固まっていたとしても1週間程度の内定承諾期限をもらいましょう。店舗の見学や熟考の時間を有意義に使って転職先を決めてください。

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ステップ7 入社日の決定

入社する会社を決めたらあとは「いつ入社するのか」を先方に伝えて終了です。

 

当然、入社先の会社は早い入社を希望します。コンサルタントも場合によっては早い入社を急かすことがあるかもしれません。

 

しかし、あなたが在職中の場合は”現在の”会社のルールで働いで給料をもらっているわけですから、現職の会社との話し合いで退職日及び入社日を決定しましょう。

 

ここで気を付けるべきことは「円満退社」です。一般的に、内定後遅くとも3か月以内の入社であれば転職先も納得してくれるはずですので、3か月以内には入社できるように段取りをしましょう。

 

逆にそれを急かすような転職先は入社を考えた直した方がいいかもしれません。自社都合ばかりを優先する会社に良い会社はありません。仮にあなたが入社したとしても、あなたの都合よりも会社の都合を優先し、無理な労働を強いてくることが簡単に目に浮かびます。

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