薬剤師の転職マニュアル

ファイルを抱えた男性薬剤師の画像

薬剤師転職に成功するためのマニュアルです。

※薬局・ドラッグストア転職向け

 

世の中で一般的とされている薬剤師の転職の方法にプラスして、薬剤師人事のプロが「より現実的な転職のマニュアル」を作成しました。

 

より成功に近づけるために”薬剤師転職サイト”ありきになっていますのでご了承ください。

 

転職に悩んでいる薬剤師の皆さんにとって、成功への手引書となるはずです。

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転職を考えたらおこなうこと

薬剤師が”転職する”ということは、「退職して就職する」という2つのプロセスを踏みます。

 

退職 : 退職を会社に伝える。事務手続きをする。退社をする。

就職 : 転職希望の会社を選ぶ。選考を受ける。入社をする。

 

一言で転職といってもこれだけのプロセスを踏むわけですから簡単なことではないですし、甘く見ていると間違いなくどこかで失敗してしまいます。

 

退職に関してはどのようなシチュエーションであっても方法は変わりませんので、退職の方法と流れをご覧ください。

 

ここでは、就職のみにフォーカスしてマニュアルをお伝えします。

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転職のスケジューリング

転職を成功させるために最も大切な準備がスケジューリングです。

 

基本的には1年中いつ転職をしても差し支えありませんが、転職を成功させるために必要なことは転職の期日を設定し、必ず期日に転職をするということです。

 

これが転職全体を通じて最初に行うことです。

 

 転職期日の設定 
転職をしようと考えている今を基準に最長5か月、有給を消化しない場合は3か月以内に期日を設定します。

 

逆に、転職期日ありきの場合はその日を基準に逆算して転職活動をスタートします。

 

<参考>

転職タイミングの考え方

 

退職しやすい : 年度末(4月に新卒が入社してくるため)

退職しづらい : 12月~2月(繁忙期であることと、新卒入社前は人員が少ないため)

 

就職しやすい : 10月~2月(繁忙期に向けて人員ニーズが高まるため)

就職しづらい : 4月~8月(新卒の入社で欠員が少ない状況のため)

 

※あくまでも参考です。薬剤師の超売り手市場には変わりありません。

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最初に決めておかなければならないこと

 最初に行うこと 

自らの転職理由と希望条件をまとめる

 

希望条件は、

 

雇用形態(社員・パート等)、職種(調剤・OTC等)、勤務可能な曜日・時間、年収、通勤エリア

 

を準備しておけば大丈夫です。

 

これに基づいた転職先探しとなりますので、軸となる条件と妥協できるラインは分けておいてください。

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転職サイトに登録

スケジューリングで決めた転職期日の5か月前(有給消化しない場合は3か月前)になったら、転職サイトに登録します。

 

転職サイトをなぜ使った方がいいのかはこちらをご覧ください。

 

登録すべき転職サイトは4つ。

 

 登録すべき転職サイト 
薬キャリ、リクナビ薬剤師、マイナビ薬剤師、ファルマスタッフ。これ以上でも以下でもありません。

 

Web上の薬剤師転職サイトの総合ランキングの上位4社であり、私の取引経験からも信頼できる4社ということ、

 

それぞれの違うカラーを持つ4社ですので、必ず、自分に合ったコンサルタントが見つかるという理由です。

 

<転職サイト登録が4社の理由>

転職サイトの登録は多ければ多い方がいいというのが、本来の話です。

それは担当となるコンサルタントは選ぶことが出来ないため、”ハズレ”を引いてしまうリスクがあるからです。

 

しかし、5社を超えるような登録をした場合は「そんなに登録したの?」と相手に対して悪いイメージを与えてしまうことがあります。信頼関係の構築に壁が出来てしまいます。

 

更には、最初の面談を2週間以内に全て終了させないと転職時期がずれ込んでしまうのですが、2週間の間にそんなに多くの面談時間が取れないというのも正直なところです。

 

ですので、登録は4社です。※薬キャリでリクナビ薬剤師の登録が可能です。

薬キャリ

  

リクナビ薬剤師

 

マイナビ薬剤師

 

マイナビ薬剤師

ファルマスタッフ

 


転職先を決める

転職サイトへの登録が終わったらいよいよ会社選びです。

各転職サイトの担当コンサルタントから電話がありますので、まずは面談をしてください。

 

面談の方法

 

薬キャリ : 電話面談

リクナビ : 電話又は対面

マイナビ : 対面又は電話

ファルマスタッフ : 対面

 

しっかりと転職理由と希望条件を伝えます

4社並行して活動していることは最初に伝えましょう。競合があることでコンサルタントはよりよい求人を探してくれます。

 

 面談の注意事項 
希望条件は遠慮せずにハッキリと伝える。

 

こんな条件の薬局はないだろうなー、という考えは持たずに伝えてみましょう。コンサルタントは求人のプロですから、有るか無いかはコンサルタントが判断してくれます。

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会社の選別をしよう

各社との面談が終わったら、それぞれの転職サイトから求人を紹介されます。多ければ10社以上の紹介がありますので選別が必要です。

求人は紙又はメールでもらいますので、そこから選別をします。

 

選別すべき会社数は5~8社です。

 

 会社選別の鉄則1 
社名やブランドよりも希望条件とのマッチングで選別する

  

 会社選別の鉄則2 
担当のコンサルタントが信頼できないようであればその転職サイトからの紹介は思い切って全てやめてしまう

 

ここでは、転職先の選別とともに転職サイトの選別も行います。

何か違和感のあるコンサルタントにあたった場合、後々そのコンサルタントからの紹介会社を選ぶことはほぼないはずです。

 

ベストマッチの会社があるなら別ですが、そうでなければ転職サイトも絞り込みを行いましょう。

今後やり取りがなくなる転職サイトについては、その旨をお伝えします。

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選別した会社の詳細確認とさらなる絞り込み

選んだ5~8社について、確認したいことを質問します。

 

 会社の絞り込み 
どんなに細かいことでも漏れることなく質問をする

 

気兼ねしてしまうような質問こそ、後々の転職失敗につながってしまうケースがあります。

 

残業は?

有給は?

人間関係は?

 

気になるところは絶対に確認です。

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受験する会社の決定

すべての情報を勘案したうえで、最後に受験企業を決定します。

 

 受験する会社数 
受験する会社の数は4社。多くても少なくてもデメリットあり!

 

多い場合 : 求人の会社側が「そんなに多く受けるんじゃ動機づけ出来てないな」と感じてしまうため、心象が悪くなります。私の経験上、本当のMAXで5社まで。6社受けていたら私は紹介先にクレームを入れていました。

 

少ない場合 : 雇用条件提示は競合が多い方が頑張って作ります。店舗の初期配属が希望通りに行くか行かないのかなど、細かいところにまで影響があります。

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選考を受ける

選考を受ける際に気を付けたいのは、それぞれの会社の選考を長い期間にわたって受けてしまうと、最初に受けた会社の面接時のの印象や話の内容のインパクトが薄れてしまい、適正な判断ができなくなってしまいます。

 

 選考の受け方1 
1日2社、計2日ですべての選考を受ける。間は8日以内。

 

日曜日に選考を受けたら、次週の日曜日までに全て終了するスケジュールにしましょう。

 

1日2社というのは、 

 

 選考の受け方2 
必ず店舗見学をさせてもらう。出来れば配属希望の店舗。

 

という理由からです。

 

リアルな現場を見て最終的に決定することが多いですので、現場の雰囲気を見ておくことが大原則です。

また、現場を見ていないことが不安要素として最後まで足を引っ張りますのでご注意を。

 

店舗見学はコンサルタントに希望を伝えておけばセッティングしてくれます。

 

選考の内容や注意事項についてはこちらをご覧ください。 

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転職先の最終決定

選考に合格した会社から書面で待遇が提示されます。

 

それをベースに、面接・店舗見学・コンサルタントのアドバイスを踏まえて転職先を最終決定します。

 

 会社決定の決め手 
感受性豊かに論理的に決める。

 

会社の合う合わないという感受性は重要です。面接・店舗見学で感じた生の雰囲気は大切な判断基準になります。

 

そして、条件をどれだけロジカルに受け取れるかが最も重要な判断基準です。

 

例えば休日数や勤務時間が違う中、年収の良し悪しを図るのはナンセンスです。

 

年収は必ず時給換算しましょう。

 

また、通勤時間も積み重なれば大きな財産です。

 

このように、論理的思考をもって条件を考えると後々の「失敗したー!!」が無くなります。

 

何が得で何が損なのかを冷静に考えて、総合的な最終決定をしてください。

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薬剤師の転職【成功マニュアル】まとめ

薬剤師転職する際、すべての歯車が噛み合わないとうまくいきません。

特にスケジュールに無理があると冷静に会社選びをすることも出来なくなってしまい、失敗の大きな原因になってしまいます。

転職は何度もするものではないですから、一つひとつきっちりと進めていってください。

 

薬剤師の皆さんの転職が成功しますよう心から祈っています!

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