コデインを12歳未満使用禁止へ

手の上の薬の画像

厚生労働省がついに平成31年をめどに「コデイン」の12歳未満への使用を禁止しました。

諸外国ではすでに12歳未満へのコデインの投与を禁止する動きとなっており、日本も世界標準にならった形となります。

 

効果としては非常に良好なコデインですが、「呼吸困難」などの副作用もまれに生じるということから「中枢性麻薬性鎮咳薬」の12歳未満への使用は好ましくないという判断となったわけですね。

 

もちろん総合感冒薬における「コデイン」の使用も禁止です。

では、今後どのような影響が出てくるのか考えてみます。

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処方薬の鎮咳(咳止め)薬

元々薬局や病院で購入する小児用の鎮咳薬は「コデイン」が使用されることが少なく、多くの場合、

・アスベリン(チペピジンヒベンズ酸塩)

・メジコン(デキストロメトルファン)

といった中枢性非麻薬性の鎮咳薬です。

 

しかしながら、薬の効き方等の個人差等により「コデイン」が処方される場合もあり、選択肢としての幅が少なくなるということは言えそうです。

市販の鎮咳(咳止め)薬

平成29年現在、市販薬(小児用)の咳止め薬の主流は「コデイン」となっており、一部商品にデキストロメトルファンが使用されています。

 

どちらかと言えば市販薬の小児用の薬の方に影響が出てきそうですが、小児用の薬は別の成分で代用されるので、大きな問題にはなりません。

 

最大の影響は「薬物乱用を阻止できる」という事です。

もちろん、これは良い影響だと考えています。

 

有名な社会問題として「咳止めシロップ剤、錠剤」や「小児用風邪薬シロップ剤」が乱用されているということをどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

咳止めの「ブロン」や小児用風邪薬の「ジキニン」といった商品は有名ですよね。

 

成人が乱用目的にこういった麻薬性成分を利用している現実はなかなか断ち切れないものだったと思うのですが、今回の決定でそのような乱用も少なくなるのではないかと思っています。

 

参考:「コデイン」含んだ医薬品 12歳未満への使用禁止へ(NHK NEWS WEB)

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